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モノの捨て方

 引っ越しに備えて、『-10%』を目標に掲げたわたし。
 まだ新しい社宅は決まっていないけれど、候補は2件あるということだった。どちらも、今より広くはならないらしい。

 持ち物を減らすためには、『慣性と直感』と『思い切り』、そして『勢い!』が必要だと思う。

 まず身の回り、目につくところにあるものは、たいていよく使うものだから、迷わない。
 『これは要る』
 いや、要るとか要らないとかじゃないもの。
 もちろん、残す。
 『これは今は使っていないけど、絶対に必要になるからあった方がいい』
 これも残す。
 目につくところにあっても不要なものもある。『これは要らない』と『これは使えない』と直感したものは、すかさずゴミ袋、またはリサイクル品ストック紙袋に入れて、今後目に触れないようにしてしまう。
 ここまでは、『慣性と直感』だけで采配がつくのだ。
 
 が。
 ふだんは隠れている部分…ここにさしかかると、『慣性と直感』だけでは減らせなくなってしまう。
 『これは…そのうち使うかもしれない』
 そう思うと、今捨ててしまっていいものか? なんて、迷いが出てくる…
 『新品だし、もったいないかなぁ…』
 もったいない。この言葉に、弱い。
 また、そういう『もったいない新品のもの』は、たいてい、もらいもの。自分で買ったものではないことが多い。もらったから、タダだったから、新品で手放すのも…
 ナゴヤ人根性のわたしにとって、『もったいない』は、イコール『損得勘定』でもある。もらった新品を今捨てて、いつかまた買うことになったら、損をする?! …などと考えてしまうのだ。そう思っちゃいません?

 でも、アタマの中に『必要』という言葉が浮かばないものは、それはたぶん、そのうちがいつになっても使わない。
 えい! っと、『思い切って』手放す『勢い』が、ここで必要になってくる。

 『勢い』は、いきなりでっかいものには、ムリ!
 スタートして、助走してスピードにのったら、えーいっ! とやらなくちゃ!

 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

 そんなことで、まずわたしが手を付けたのは…

 『薬箱』

 たまってません?
 病院で出された薬『一週間分』の袋。3日や4日で全快しちゃって残ってるのが、何年分も…。
 そういう、迷わず捨てられるものに、わたしはまず手を付けた。
 これにいくら払ったんだろうなぁ…
 なーんて思うとモッタイナイ気持ちになるけど、古い薬の成分が経年変化してどうなってるか…と想像すると、ちょっと心配。だから、捨てやすいのだ。
 ざらざらと大量(?)の薬を『燃えないゴミ』袋に入れて、薬袋をシュレッダーにかけた。

 さぁて!
 次はどこだ?
 

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