なかなか、そうなれくて…

 不調。
 いや、全てにおいて不調、というわけではないのだけれど……
 普段は別に憂鬱ではないし、家事もまぁやれてはいるし。
 そろそろ秋植え球根を買いに行こう、と思たら、2日後、ガーデンセンターに行けたし。
 この間のアウトドア友達の結婚式の引き出物のお菓子を、結婚式には参列しなかったけどよく一緒に遊びに出ている知人の家におすそ分けに行こう、と思ったら、行けた。今日。

 『やろう』と思い立ったことは、たいていすぐかその日か、出かける用事なら2〜3日のうちにやれているのだ。
 洗濯物や乾いた服が積み上げられて山になっている、ということも、この頃はない。
 キッチンの生ゴミだって、『ゴキブリ撲滅月間!』と気合いを入れた10月1日からはその日のうちに2重に袋に詰めて、ニオイも汁も漏れないようにしてちゃんと捨てることができている。夜遅くても。(まぁ、やらない日も何日かあったけど、許容範囲内なのだ)
 うんうん、なかなかいい調子じゃないの?

 …と言いたいのだが。

 不調。

 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

 ネックになっているのは、朝。

 起きられないのだ。
 気持ちは起きようと頑張っている。だけど、体が勝手に手指を動かして、目覚ましのスヌーズを何度も止めている。
 引きずり込まれる。
 単に眠いのではなくて、なんと表現していいか…頭をわしづかみにされて低い暗いところへ引きずり込まれる感じ。苦しい、放して、と思いながら、意識の闇に沈められてしまう。
 朝食を作って夫のtetsuさんと一緒に食べられたのは、ここ1ヵ月で数日だった。休日のブランチがほとんど。通常日の朝7時前に食卓…は、2回? あったか…?

 あぁ…あ。

 子どもの頃から『早寝早起きタイプ』じゃなかったのは否定しないけど、ここまで意識して起きようと頑張っているのにダメってことはなかったのにな…。

 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

 そんな今日、心療内科の通院の日だった。
 引き出物のおすそ分けを届けに寄った知人の奥様が
 「お茶でもどう?」
と誘ってくれたけれど、
 「これから病院に行くの。ちょっと寄っただけ」
と断った。ホントは、きっと彼女ならそう誘ってくれると分かっていて、帰りじゃなくて先に寄ったんだけど。
 「調子はどう?」
と訊かれたので、一昨日の『電話をかけてきたのにかけ直したら出なかったから、弟が心配してtetsuさんの携帯に電話した』という話をして、
 「最近はなかなか朝も起きられなくて。一昨日はtetsuさんにも弟にも、心配させちゃった」
と言ったら、
 「心配させたなんて、全〜然! 思わないよー。あたしだったら! 『周りに目配りがあってラッキー☆』くらいよ! だいたい、子どもがいたって朝起きないママもいるし。いっぱいいるよ、幼稚園のママ友に。ホンットに起きないんだから。いいって、いいって!」
と明るく笑い飛ばしてくれた。

 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

 心療内科で、先生に、
 『やろうと思ったことはたいていやれているけれど、朝が起きられない。朝食を作って夫と一緒に食べて送り出せるようになりたい』
ということを話したら、抗鬱剤はもう少し続けましょうとのことだった。わたしが妊娠出産を望んでいるから早く薬をのまなくていいようになりたい、ということは、理解して下さっている上で。
 そして、おっしゃった。
 「朝、週にまず1日、だんなさんと一緒に朝ごはんが食べられたら良かった、と思いませんか? 休みの日に遅い時間でも、一緒に朝ごはんを食べられたらまずはOK、というふうに考えませんか? 目標を作って努力することもいいですが、できていないことよりも、できたことを○と思いましょう」
 薬はなかなか減らない。

 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

 結婚前にわたしが思い描いていた生活は、10分15分早くふとんから出て先に朝ごはんの用意をしながら、起きてきた夫に
 「おはよう!」
と笑顔で挨拶することだった。前はそれができていた。
 そして一緒に朝ごはんを食べて、玄関で出勤する夫をぎゅっと抱きしめて、
 「いってらっしゃい!」
と手を振って元気に見送ることだった。
 前は、それがわたしにとっての当たり前だったの。

 早く、その当たり前にしたいよー!

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便りがないのは

 『便りがないのは良い便り』という。
 家族の中には持病持ちもいるけど、とにかく、まぁ、変わりなく平和っていうことなのだ。母や弟達から取り立てて連絡がない、ということは。
 もちろん用事があればするよ。
 昨日の午後、末弟C君の携帯に電話した。
 3人の弟のまんなかのB君が中国人の彼女と結婚してから数ヶ月、年末に中国で挙式するって言ってたのはどうなったんだろ?
 兼業マジシャンのC君が
 『式には必ず来いと言われた。どうせなんかやれ、ってことだろ。やれやれ』
と話していたので、B君の挙式とC君の渡航予定を訊ねようと電話をかけてみた。(一緒に航空券を手配してもらえたら楽だな〜なんて(^^;)
 C君は電話に出なかった。
 仕事中だったかな? …なんて思って、切った。C君は大学院生でマジシャンだが、本職は臨床心理士なのだ。

 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

 そのあと、夕方からちょっとしんどくなった。
 ぼーっとかーっとしたので体温計をくわえたら、どうやら少し熱があるらしい…。
 夕飯の仕込みもできていることだし、と、おでこに熱冷まシートを貼ってふとんに入った。
 夢をいくつも見た。携帯が鳴っていたのに気づいたけれど、これも夢なんだか本当に鳴っているのか分かんないや…

 表で音がした。あぁ、tetsuさんが帰って来たな…と思った。足音で分かる。
 夕ごはん、夕ごはん…重い頭を何とかあげて、起き上がった。
 バタン!
 「ただいま! 大丈夫!?」
 「…?」
 なんだかいつもとは違う剣幕?
 「おかえり…ちょっと熱があるみたいで…、ごめん、すぐに夕ごはん用意するから」
 駆け寄ってきた夫は、 
 「あぁ! 大丈夫!? さっき、C君が電話くれたんだよ!」
 と言った。
 あれ…? 夢うつつで聞いたあの着信って…C君かぁ…。
 「お姉さんから電話があったのにかけ直しても出ないって。さっき、僕のところに電話があった」
 心配されていたのだ。
 末弟にも、夫にも。

 とても申し訳ない心地がした。電話に出ないくらいで。
 夜だから料理してるかお風呂に入っているかだろう…では、済まなかったんだな。わたしだから。
 心配させてしまった…

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10月27日の食卓

 さて、この頃食卓の写真を撮ることがクセになった…と書いたところで、さっそく。

 10月27日(火)のメニューです。

 〜朝ごはん〜

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 夕べのビーフシチューをごはんにかけて。
 それだけだと飽きちゃうので、ベーコンエッグも。
 生野菜がない代わりに、週末に頂いたリンゴを1個むいてふたりで半分こ。
 
 
 〜昼ごはん〜

 ひとりだと気合いが入らない平日のお昼は、超カンタン。
 6枚切のpasco超熟にマーガリンをぬり、ショルダーベーコンとチーズとジェノバソースをかけて、オーブントースターへ。
 こんがり焼けたところで一口かじってみたら、どうもひと味足りない気がしたので、トマトケチャップをかけた。
 うん、いけるhappy01

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 これだけだと足りないので、おやつにシュークリームを。
 ただのシュークリームではないのだ!
 『U字工事』と『秘密のケンミンショー』のおかげで全国的に有名になった、栃木県のソウルフード『レモン牛乳』の姉妹品!

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 その名も、『関東・栃木レモンを使ったシュークリーム』!!

   …なのに『無果汁』って、ナニ?
   どこにレモンを使ったんだろう…???

 悩んじゃったけど、はたと気づいた。
 果物の『レモン』を使ったのではなく、『関東・栃木レモン』という乳製品(つまりあの『レモン牛乳』)を使ったシュークリーム…

 味は、黄色いムースのシュークリームという感じでした。

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 カスタードのような滑らかさはなく、『ムース』。まぁ、こんなものか。
 『レモン牛乳』そのものはまだ飲んだことがないの。近所のスーパーにも売っているんだけど、手を出す勇気は、まだ、でない。
 
 
 〜夕ごはん〜

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 メインはサンマの生姜煮、付け合わせにゆでた春菊。これはオレンジページの古い『秋の料理』の本にのっているもの。おいしいので秋の定番。しかも今日はサンマが1尾38円だった! これは見逃せないでしょう!
 煮物はたっぷりの白菜とエノキとさつま揚げの卵とじ。白醤油を初めて使ったら、色はきれいなのに味はしっかりしておいしかった! 白菜とエノキがくたくたになった、甘くて柔らかくて優しい味がいいの。さつま揚げとか、ない時にはちくわとか揚げとか、とにかく練り物系が不可欠。
 酢の物は、大根と菊の花。菊の花は乾物。これもオレンジページから。本当は薄口醤油か白醤油を使えばもっときれいな色みなんだろうけど、薄口醤油はまだ買ったことがない。白醤油は、そのままだとお酒臭かったので、やむなく普通のお醤油で作った。色は黒いけど、さっぱりしてぱりぱりして、おいしかったよ。
 その他に、冷やしトマトと塩でゆでただけの地場産インゲン豆。
 なめこと揚げとネギとお豆腐のお味噌汁。

 写真を撮ると、食事の時間まできっちりとデータとして記録されるのよね。
 この日はtetsuさんの帰りが遅く、この写真は22時43分になっている。
 寝る前に、食べ過ぎかなぁ…coldsweats01

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この頃クセになったことー食卓の写真ー

 毎日作っている『ごはん』
 メニューに困ったり料理をすることがイヤになるということはないけれど(なにしろ手作りすることが好きなので)、毎日毎食、実はかなりいろいろ考えながら作っているのだ。

 栄養のバランスは、ちゃんと考え始めるとお料理が研究や勉強になってしまって難しくなってしまうので、とりあえず『ちょっとずついろいろ』を心がけて。朝食と夕食で30品目くらいあれば、まぁいいかな?
 和・洋・中とか、緑黄色野菜に根菜に魚介類を多くとか、酢を使おうとかごまや豆を食べようとか、色合いがおいしそうになるように赤・黄・緑・茶・白が食卓にのるようにとか、温かい物は温かく、冷たい物は冷たく食べられるように何から作ろうか…とか、あれこれと工夫しているの。
 
 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

 食事を作るということは毎日当たり前すぎて、よほどおいしかったかマズかったか…くらいでないと、記憶に残らない。
 あれこれ考えながら1時間半かけて作っても、食卓に並べれば30分そこそこで姿を消してしまう。
 「あ、これ、うまくいった! おいしーい!」
と食べて感激すると、余計に箸が進んであっという間に無くなってしまう…。
 そうしてお皿洗いをはじめる頃には、
 「あれって、何をどれだけ入れて作ったんだったっけ?」
なんて首を傾げて、たいてい思い出せない。だって、もう、ないんだもの。
 もったいないなぁ…

 料理本のレシピどおりに作った物は本に貼ってある付箋のページを開けばまた作れるけど、家庭料理は全部が本の通りじゃないのだ。冷蔵庫にあるものを眺めてイメージすることから始まり、同じような作り方をしても合わせる材料によっては『塩味がもうちょっと欲しいな』なんて味見したり、『マヨネーズ和えよりも酢の物のほうがおいしいかな』と味付けをころっと変えちゃったりしてできあがるのだもの。
 連日連夜、『本日限りのスペシャルメニュー!!』なのだ。
  (うまくいくばっかりじゃなくて たまには『実験料理』も登場してしまうけどcoldsweats01

 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

 そんなことを思ったり、『作ってあげたいおうちメニュー』の定番をちゃんと覚えておきたい、ということで、この頃、いただきますの前に食卓の写真を撮るのが習慣になった。
 写真は記憶の引き出しの取っ手。
 あぁ、このおかずは確か、マスタードをちょっと入れたら抜群においしくなったんだっけ…なんて思い出す。
 これからは時々、yufu&tetsuの食卓をご紹介する…かもしれないdelicious
 

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1ヵ月の生長ぶり

 9月17日、今年は早く種まきしました。
 芽が出始めたのは、1週間くらい経った頃。
 12日め、9月29日は、こんな感じでした↓

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 丸いテラコッタがはつか大根、またの名をラディッシュ。
 まんなかの長いプランターがオータムポエム。
 一番奥のプランターは、ガーデンレタスミックスです。
 まだちょびちょびと芽が出ている程度。

 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

 その後、なるべく陽当たりのいいところに置き場所を替えて、約1ヵ月経った近況です。

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 はつか大根は本葉の数が増えて、赤紫色の根っこが太くなってきた。でも、この太くなってきた根っこ、土から出てるしひびも入ってるんじゃない? 『はつか大根』なのに、蒔いてから40日経ってもまだ細い。収穫できるのはいつだろう…?

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 オータムポエムは、収穫までかなりの日数がかかるだろう…と予想して、虫除けの農薬を撒いておきました。おかげで虫はつかず、順調に、でも緩やかに生育中。収穫できる頃には害虫の活動期は過ぎ、薬効も切れて無害なので、安心して食べられるはず。
 この間、地元スーパーの地場産野菜コーナーで食べごろのオータムポエムが一束138円でした。ちょうど活きのいいアサリも買えたので、その日の夕食はボンゴレスパゲッティを作りました。

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 おいし〜〜〜いhappy02goodshine

 ガーデンレタスミックスは、種が消費期限切れだったので一か八かの賭け。
 結局、発芽率が低かったので、新しく買って追加で蒔きました。
 それでも品種が偏ってるなぁ。サニーレタスの赤と緑、緑のフリル、ロメインレタスの少なくとも4種類が出るはずなのに、ほとんどがサニーレタスの緑。

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 まぁ、収穫できればいいんだけど。

 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

 東京ではいつも11月1日に蒔いて、翌年のゴールデンウィークくらいまではレタスを買わずにベランダ産直で食べていた。今年は思い立ってずいぶん早い9月に蒔いたから、もっとぐんぐん生長するかと期待したのに、どうやらそうじゃないみたい。
 東京の街中2階のベランダに比べてここの気温が低いのか、それとも例年よりも今年の気温が低いのか?
 
 ともかく、問題なく生長してくれているみたい。
 2日留守にして帰って来た時には、見違えるくらいに葉が大きくなっていたし!

 おいしく育ってね〜heart04
 …なんて話しかけながら、毎日観察しています。

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わき水を汲みに

 6年前に結婚して群馬に引っ越してきて以来、水道の水は飲まない。料理にも使わない。
 結婚前に名古屋に住んでいたときはマンションの水は全く問題なく、ごく普通に水道からコップに水を汲んで飲んでいた。今でも実家に帰ったときは水道水を飲むけど、違和感は感じない。名古屋の水、つまり木曽川の水はおいしいのだ。
 それに比べると、今の住まいでは水回りがすぐに水道水が乾いたあとが残って真っ白になる。それだけ『何か』が混じっているのだろう。カルシウム分が強いのかもしれないし、消毒殺菌の成分なのかもしれないし…
 夫は
 「今日は水道の水が臭いね。腐ったようなニオイがする」
と時々いう。
 ひょっとしたら、団地の中の水道タンクや水道管の中が汚れているのかもしれない。
 ちょっと口に入れる水としては、イヤだな…と思う。

 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

 今日はペットボトルをたくさん車に積んで、山の水を汲みに行ってきた。
 桐生の松田湖の近くにある有名な水場だそうで、うちからは車で25分くらい。15kmあるんだけど、信号がほとんどない道なので、距離の割に近いの。

 朝、夫のtetsuさんを送り出してから車に空のペットボトルを積み込み、8時20分に出発。着いたのは8時45分頃。
 平日の朝なので誰もいないだろうと思っていたのに、先客。近くに住んでいるという年配のおばさまと、あとからお嫁さんが来てふたりで汲んでいた。たまにすごく混んで車が行列をつくるそうで、その時はなんと3時間も待ったんだって!

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 順番を待っている間、わたしはゴミ拾い。
 初めて来たのは10月の初めだったんだけど、そのとき、周りにゴミがたくさん落ちているのにびっくりした。それで、次に来る時には水を分けてもらう代わりにゴミを拾って帰ろう…と決め、今日はビニール袋とゴミばさみを持参してきたの。ペットボトル、コンビニ弁当の容器、空き缶のほかに、長靴やライター、爪切りまで落ちていた。持ってきた袋はすぐにいっぱいになってしまった。
 水汲みに来て代わりにゴミを捨てて行くのだとしたら、それはとても残念なことだ。こうしてわき水をもらいにきていると、水がとてもありがたい自然の恵みだという気持ちになる。山を汚さないことが大切だと、しみじみと思うの。

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 パイプとホースでつくられた水場の少し上で水が湧き、この石垣の中を通ってろ過されるのだそうだ。だから、目を凝らしてじーっとみても、ペットボトルの中の水は透明で砂や枯れ葉の細かいような不純物は見当たらない。

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 杉の木には、柔らかいこけがびっしり生えていた。

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 『清流の水にしたりて御仏の今ここぞ知る和の誓いなり』とかかれたお地蔵さまが立っている。

 おばさまとお嫁さんとおしゃべりをしながら待っている間に、また一組年配のご夫婦が到着した。
 「ひとりできたの?」
とだんなさんが訊ねたので、
 「はい」
と答えたら、恰幅のいいそのだんなさんは
 「ひとりで来ると、襲われちゃうぞ!」
と言った。朝で明るいし、わりと有名な水場で車も時々通るから危険はないだろうと思っていたんだけど、そう言われるとちょっと不安にもなる。
 「襲われたら、おじさんに守ってもらうから大丈夫」
と言ったら、だんなさんは笑った。
 そのうちわたしの番がきたので、だんなさんの誘導で車を近くに移動して、ペットボトルに水をくみ始めた。
 「東京の方からも来るよ。病気のおばあさんにここの水を飲ませたら、病気が治ったって」
 「うちは大泉から来た。ここまで45分くらいかかる」
なんておしゃべりしながら、ご夫婦で手伝って下さった。奥さんはペットボトルのふたを開けて並べて下さり、だんなさんは6本入りの箱をわたしの車に積んで下さった。
 汲み終わったわたしがお手伝いしようとしたら、
 「ふたりだからすぐすぐ。早くお帰り」
と手を振って見送って下さった。
 
 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

 帰り道は、途中であちこち写真を撮った。
 稲刈りが終わった田んぼでは、はさ掛けしてあるところが多い。畑のマルチにでも使うのかな。

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 刈られた稲の株もとから新しい緑の葉が伸びているのを見ると、実ったあとでも茎や葉が茶色くなっても、まだそこに生命力があるんだなぁ…と、強さを感じる。

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 大根をたくさん干してある畑もあった。
 たくあんかな? ぬか漬けかな? それとも切り干しにするのかな?
 手作り漬け物として出荷するのか、ひと冬みんなの分なのか。腰の曲がったおばあちゃんが、かっぽう着姿で畑の手入れをしていた。

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 近くで『売地』という看板が立っていた。広くて道路からは少し高いところにあって、山に近すぎず、遠すぎず。思わず買っちゃおうかな…なんて考えてしまう。

 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

 水場には、待ち時間を合わせて1時間くらいいたのかな?
 帰り道の途中で、地区の行政センターにリサイクルの紙や段ボールを出しに寄ってから帰ったら、ちょうど10時だった。
 汲んできた水、2L6本入りの箱を部屋や物置に運んだ。(1箱12kg! こんなときは1階で助かった…と思う)
 9箱と2本、しめて112L。これだけあれば、惜しむことなくお茶やお料理にたっぷり使える。1ヵ月半くらいもつかな。
 

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お魚が恋しい

 tetsuさんとの結婚を決めたとき、わたしは『グンマ永住』と心の準備をした。そのせいか、初めて群馬県民となって過ごした新婚2年間は、グンマあれこれをかなり好意的に受け入れていたのでした。
 ところが、突然の予期せぬ4年間のトーキョー生活! ついて行けないことも多かったけど、暮らしはとっても便利だった。
 その後再び群馬県民となって、やはり何かとトーキョーとの差を感じてしまうこと、多々…。
 
 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

 『暮らし』や『地域』について言えば、トーキョーの人の多さや時間の流れのせわしさにはうんざりしていたので、のんびりマイペースな今の暮らしはむしろわたしに合っていると思う。
 窓から見えるのが街ではなく、空と山であることも、とても落ち着く。

 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

 『食』については、かなり頻繁に『あ、違うな』と感じる。

 顕著なことのひとつは、地産地消が以前住んでいた時よりも進んでいること。
 前はスーパーでは遠くの県産や外国産の野菜が多く、農協の直売所にしか地元農家の生産物がなかったのに、今はどこのスーパーでもたいてい『地場産コーナー』がある。
 うちは栃木県にも近いので、群馬のスーパーにも栃木のスーパーにも行くんだけど、あちこちで地元農家の野菜や手作り漬物や手打ちうどん、手打ちそばが買える。それは安くて新鮮な物が多いので、嬉しいこと。
 地元にこんなに田畑が広がってるんだから、ここで取れた物をここで食べればいいんだ。真夏、地元でたくさんなすやピーマンがとれるのに、わざわざガソリン使って九州から運んでくること、ないよね。

 お肉の産地も違うな。
 トーキョーでは牛なら国産か『オージービーフ』だったけど、ここでは国産か『タスマニアンビーフ』。
 鶏肉は『ブラジル産』がメイン。安いけどちょっと不満。小さくて痩せているし味も物足りないので、鶏肉料理をつくるときは少々高くても国産の良さそうなのを買う。
 豚肉は主に『カナダ産』。トーキョーでは地元『武蔵野産』を買っていた。群馬には養豚のブランドがあるはずだけど、とんとお目にかからない。代わりに『豚白モツ』が新鮮で安い! この間1kg680円で買って、大根とこんにゃくと味噌で煮込みを作って友達の家に持って行ったら、大好評だった。安くておいしいって、最高happy01
 
 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

 顕著な違いのもうひとつは、『魚』と『貝』。
 悪いけど、マズい…ことが多いweep 刺身や寿司を買ったらがっかりしたので、二度とそこでは買うまい、と決めた店が数軒ある。
 とくに貝なんて、スーパーに並んでいるパックの2〜3割が『かぱっ』と開いていたので、心配になって鮮魚売り場の店員さんに訊いてみた。
 「このあさりのパック、5〜6個の口が開いてますけど、死んでるんじゃないんですか? 食べられるんですか?」
 「大丈夫です! 塩水に入れれば閉じるし、新鮮ですよ!」
と言われたので買ってみた。
 うちに帰ってからすぐ、砂出しの塩水に入れた。…2時間後、水が濁って異臭が…!! げっ、全部腐ってる! 1パック、全滅。嘘つきー! ダメじゃない!
 それ以来、そのスーパーでは、貝も魚も買わなくなった。いちおう鮮魚売り場のショーケースはチェックするけど、口が開いている貝がいくつも混じっているパックが多いので、『やっぱりここはダメだな』と思う。
 
 そうすると、魚を買えるスーパーが限られてくる。
 いいところはいいのよ。
 あるスーパーでは、イナダ1尾198円なんてのがまるまる置いてあって、三枚下ろしにしてもらって家に帰ってから皮を引いてお刺身にしたら、とてもおいしかった。ある日はサバが1尾99円で、2枚に下ろしてもらって焼きびたしにしたら、化けたhappy02heart04 99円のサバが、(少なくとも)680円くらいのお惣菜に! すっごくおいしかった!
 また、大手のチェーンでは、昨日サンマが1尾なんと38円! 新鮮だった。2尾買って煮付けたら、やっぱりとてもおいしかった。

 わたしは、お肉よりお魚が好き。
 同じお金を出すなら、ブランド牛よりも新鮮な魚料理やお寿司を食べたい。

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 内陸グンマ…
 野菜は新鮮でおいしい。
 あとは良いお魚さえ食べられれば、満足なんだけどな。

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あまりにも眠くて

 ここ2週間、朝、全然起きられなかった。
 アラームが鳴るのは、6時15分と20分。
 その音に反応しないで鳴らせっぱなし、とか、おふとんに引きずり込んで止めて、スヌーズもまた止めて、夫のtetsuさんが
 「あさごはんは、何を食べればいいかな?」
と訊ねるのを、
 「ごはんが炊けてるはず…あと、夕べの大根とがんもの煮物が冷蔵庫にあるから、温めて…」
とか、
 「ごめんなさい、ごはんしかない…」
とか、夢うつつで答えていた。
 頑張って起き上がった日もあったけど、頭がくらくらして、壁にぶつかって、まともにお手洗いにも行けなかった。心配したtetsuさんが
 「ごはんは適当に食べるからいいよ、ゆっくりお休み」
と言ってくれたから、そのまま引きずられるようにまた眠りに落ちて、自然に目覚めたのは陽が昇った10時とか11時とか。
 そんな調子が2週間続いた。

 夜11時か、遅くても12時くらいにはおふとんに入るようにしていたのだけれど…
 ぐっすり、落ち込むように眠った、ということは、近頃ない。夜中にたびたび目が覚める、なんてことや。寝付けなくて1時間も2時間もふとんの中で困っている、なんてことはたびたび。夢を見て30分ごとにだるい感じで目が覚めて、不安な気持ちでいた。
 ところが、この2週間は、寝る前の薬をのんで、ふとんに入って、30分から遅くても1時間以内にはぐっすりミイラのように熟睡にはいっていた。
 それなのに、寝坊。
 『薬が効き過ぎているのかな?』
と考えて、今は寝る前の薬の組み合わせを替えたり、のまなかったり、模索中。

 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

 今日、朝の6時15分のアラームで起きられたのは、本当に、2週間ぶり。
 お洗濯を2回して、もちろん朝ごはんも(お昼までおなかが空かないくらい)作ってふたりで頂いた。

 普通に、元気に、早く、なりたい!

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水と空のあいだ-47冊目の本

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 水と空のあいだーイイノナホ

 図書館でとんぼ玉について書かれた本を探そうと思ってガラス工芸の書架を眺めた時に、たまたま目についた本。薄い真っ白な背表紙に、縦書きで『between water and sky 水と空のあいだ イイノナホ』と印刷されていた、その清廉な雰囲気に惹かれて書架から抜き出した。

 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

 開いてみて、
 「あぁ、これはガラス作家の作品集なんだな」
と分かった。
 画集とか写真集とか作品集、というものは、実はあまり見ない。
 今のところ『誰それのあの作品は好き』というふうに気に入ることはあっても、『誰それの作品ならどれも好き』というのはないから。それは音楽でも同じで、気に入った楽曲を見つけてもそのアーティストの曲が全部好みというのはなく、わたしのiPodの中は様々なジャンルの数多くのアーティストの曲でごちゃごちゃ。
 そんなわけで、このイイノナホさんというガラス作家の作品のなかで気に入ったものがいくつかあるのでメモしておく。
 『lake』シリーズ
 『oasis』
 『クローバー』シリーズ
 『白い羽』と『青い羽』
 『pair』
 分かりやすいのが好きなのかもしれない。タイトルと作品から受けるイメージが自分の中で重ならないものは、ちょっと、どうも。作家と自分の感じ方の違いを感じてしまうからか、好きではない。
 クローバーや羽が封じ込められたようなものは、その素材そのものの自然の形が小さな泡まじりの透明なガラスの中にふわっと浮いている。何かの意思表示や作家の感情の投影を受け取ろうと悩まなくていい。単純に見ていてきれいだと思う。そんなものが好き。

 『oasis』、見てふと笑ってしまった。
 白い砂漠の中を2頭のキリンが歩いている風景。
 『oasis』っていうタイトルなのに、そこには緑も木陰も水もない。見えないオアシスを求めてさまよっているのかもしれない。
 でも、どんなところにいてもふたりで寄り添って歩いて行くその心頼りが、オアシスなのかもしれない、と、思った。

 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

 最後に、3つの文章があった。
 作家がガラスを始めたいきさつなど、彼女のガラスをつくる作業についての気持ち、そして子育てをする母親としての立ち位置から思いを綴った『真っ白な個性』というタイトルの文章。
 気になって何度も読み返したのが、3つ目の『真っ白な個性』。

 子ども達が命の始めからもっている個性を、『強い』と『真っ白』と言っている。
 その真っ白な強い個性に記憶が色を重ねていき、そのひとだけの絵になって、大人になる前にしまわれてしまうのだそうだ。
 強いのに真っ白、真っ白なのに強い、って、感じとしては分かるような気もする。だれか子どものものとしては、わたしはまだ子育てをしたことがないから、実感できないけれど、自分が生まれてから今までの人生を思い返すと思い当たるような気がする。
 わたしが何も記憶を持たない命として生まれて、両親に育てられ、友達と接し、学生になって、社会人になって、今34歳のわたしはなんかちょっと頼りないし決して素晴らしい人にはなれていない。わたしの『真っ白な個性』に落ちて色を重ねた記憶の色水はどんな色で、わたしの心の中にそっとしまわれたわたしだけの絵はどんな絵なんだろう?
 過去をたぐることで今が変わるわけじゃないけど、心に残る文章だった。
 

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『B』erfume!?

 宴会の最中、突然、のーひらさんがこう言い出した。
 「perfumeのライブに行きたい!」
 えっ。
 なんか、イメージ、違うー!
 「あ、わたしもいきたいです!」
 ショーコさんまで手をあげて。
 そこまで仲間がいたら、ガマンしなくていいでしょ…
 「わたしも行きたい! それに、踊ってみたい!」
 「わたしも踊りたいです!」
 「じゃぁ〜、MV買って踊るか〜!」
 「踊るぅぅ〜〜〜!!!」

 完全に酔っぱらいの集団ですが…coldsweats01
 のーひらさんがperfumeのビデオを買い、ショーコさんとわたしが借りて、perfumeのダンスを歌って踊れるようにマスターする、という流れになった模様!

 いつ披露するんだろう、この『B』erfumeは…?

 でも、そんなおちゃらけを一緒にやれる友達がいるって、とっても楽しいnote
 来年の『伊東まで長距離ラン』の宴会では、『B!! erfume』の出し物をするかもねっwink

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